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2024年04月01日

                   創業六十周年を迎えるに際して

                                        令和6年4月1日

令和六年新年を迎えあっという間に3ヶ月が経ちました。まず念頭にありますのは能登半島地震で被災された方々には心からお見舞いを申し上げたいということであります。

本年当社は「創業六十周年」という節目の年となります。

帝国データバンクによると明治後期以前に創業された100年企業は2013年の時点で、

26,114社にのぼり、日本には約410万の企業が存在しており全体の約0.6%が100年企業ということになります。

200年企業も1,191社あり、日本の占める世界的割合は43%で断トツの一位であり、

次いでドイツの22%フランスの5%が続きます。そもそもなぜ日本には長寿企業が多いのでしょうか。

進化論で有名なダーウィンの言葉とされるものに「最も強い者が生き残るのではなく」

「最も賢い者が生きのびるのでもない」「唯一生き残るのは変化できる者である」というものがあります。

そしてそれら長寿企業の経営のポイントは①平時も有事も事業継続のための「身の丈経営」にこだわる②企業を支える「価値観」を世代を超えて繋ぐ、③コア能力と価値観に沿った「顧客価値」を提供するという点に集約されるとの事。

そして何より重要なのは社長の意思決定、従業員の振る舞い、長く続く会社の行事などの「実際の行動」がこうした価値観に基づいて徹底的に実行されていることだそうです。さて当社は40年後に100年企業の仲間入りができるのでしょうか?

1970年代~1980年代には所得の20%台であった公的支出の割合が現在では50%に届こうとしています、人口増加を前提とした経営モデルを改め付加価値を大切にする人口減少時代の不動産業にシフトして行く必要性があると感じさせる今、同族会社の強みをさらに強化することによりその力を発揮できる時代に入ったのではないかと仮説をたてています。

先日テレビのスイッチを入れると「正直不動産」というドラマが放送されていました。その劇中、草苅正雄演じる社長がスタッフに「お前はどこを見ているんだ!」(どこを見て仕事をしているんだの意味)と一言。そのスタッフはその言葉で自らが営業成績やライバルの存在等に気を取られすぎている自分に気が付き「お客様」を見ていなかった事を反省するシーンがありました。まさに当社が先代社長より続いている指針

For customer」(お客様にとり何が最善の選択で、それに対して我々はお客様の立場で何ができ又何をすべきなのかと解しています)が演じられていました。

創業から60年にあたりご指導ご鞭撻を頂いているお客様やお取引先様に感謝・御礼申し上げ、そして当社と共にしっかり並走下さっている金融機関の東栄信用金庫様にも併せて御礼申し上げます。

創業五十周年の際には「新たな50年に向けスタート」と記しましたが、此の度の節目では「不易流行」を銘として100年企業に向けた再スタートの年と致します。

                                株式会社正栄不動産 代表取締役

                                           井本剛彦